テキストにあたる

どうも、「てきすとにあたる」という習慣がないのだろうか。私の課題は自らの感覚をもとにしても、それなりに形にできるものが多い。しかし、それは「形にできる」ということだけであって、「正しい」ものにはならない。教科書の文章をもとにした課題の場合、教科書自体を読まなければ分からないのに、それをすっ飛ばしてしまう傾向がどうやらあるようだ。

テキストにあたらずに自らの経験と感覚だけで物事を運ぶというのは、手っ取り早いやり方であるが、誤りも多い。限に今回の課題③では、ほとんどの人がピント外れのことを書いている。教科書の「ものとことば」に書かれてある「逆に」であるのに、全くそこを読まずに書いている。

テキストにあたるという習慣を持たないと、仕事においては、取り返しのつかない失敗をおこすことになる。依頼主が書類で渡した注文を自らの感覚だけで発注するようなものだ。恐い恐い。