2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧
角を矯めて牛を殺すわずかな傷や欠点を直そうとして、却って行き過ぎてそのものをだめにしてしまうこと。『玄中記』
大行は細謹を顧みず大きな行動の前には細かい謹慎などを考慮することはない。『史記』・項羽本紀
春宵一刻、価千金春の夜は一刻でも千金の価値がある蘇軾『春夜』
三人行えば必ず我が師有り三人で同じ事を行えば、他の人の善を見て従うことができ、また不善を見て反省できるので、自分の師とすることができる。『論語』述而第七
功成なり名遂げて身退くは天の道なり事業を立派に仕上げ、名声をあげ得たからにはいつまでもその地位にとどまらずに身を引く、これが天の道にかなったことだ。『老子』
君子は交りを絶ゆとも悪声を出ださず君子は交際を絶ったとしてもその人の悪口は言わないものだ。『史記』楽毅伝
九仞の功を一簣に虧く九仞の高い山を築いてもあともっこ一かき分の土をもって完成というところで僅かな油断のために失敗する。『書経』
河海は細流を択ばず人間は心を広くもって色々な意見を受け入れることで初めて大成できる。『戦国策』・秦
燕雀、安くんぞ鴻鵠の志を知らんや小人物には大人物の遠大な考えなどわからない『史記』陳渉世家